2009年 10月 05日
プロフェッショナル修斗公式戦 BORDER -season 1- 激突
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第一試合 新人王決定トーナメント準決勝 ライトヘビー級 2回戦
後藤高士 ○-× 加藤靖
1R 4分56秒 腕ひしぎ十字固め
両者とも相手の出方を伺い、見合う時間が多い静かな立ち上がり。牽制の打撃を出し合ってから、後藤がタックルを仕掛けてテイクダウン。加藤は蹴って突き放すが、後藤は直ぐに再度のテイクダウン。下で動く加藤を押さえ込み、パウンドを落としてプレッシャーを掛ける。ここで加藤がガードの中にいる後藤に対し、顔面へ蹴りをヒット。試合は一時中断、加藤にイエロー。同じポジションでの再開直後、後藤はパウンドで一気に攻め立てる。そしてパスしてサイドを取り、残り30秒で腕十字。加藤は腕をクラッチして防御、後藤は空いた加藤の顔面に鉄槌を連打。加藤は耐えられずに腕が伸ばされ、ラウンド終了直前でフィニッシュ。
第二試合 バンタム級 2回戦
渡辺明伸 ○-× 仲秀隆
判定3-0 (20-19,20-19,20-19)
1R、仲の前蹴りでファーストコンタクト。渡辺はミドルを返してからジャブの連打で前進、仲をコーナーまで追って組み付く。しばらくテイクダウンの攻防が続き、仲がテイクダウンに成功。サイドからバックマウントに付き、渡辺の足を伸ばしてチョークを狙う。渡辺は仲の腕を抱え込んでブロック。仲はマウントからバックへと有利なポジションをキープするが攻められず、バックから前に落とされて渡辺にトップを奪われる。渡辺はハーフからボディーへのパウンドや肩パンチをコツコツと落とす。そしてパスガード、サイドから肩固め。渡辺は絞るがキャッチ宣告は無し、その体勢のままゴング。2R、渡辺は打撃を出しながら距離を詰めようとするが、仲はアウトボクシングで距離を維持。仲の左ジャブが渡辺の顔面を何度も捕らえ、ラウンド序盤は仲のペース。だが渡部は右ストレートを仲の顔面に打ち込み、そのままの勢いでタックル。仲はタックルを切るが、パンチが効いたのかバランスを崩す。それを渡辺は逃さずテイクダウン。両者が上下を入れ替わりながら、ポジションを取り合うグラウンドの攻防。そのまま試合終了。
第三試合 新人王決定トーナメント準決勝 ウェルター級 2回戦
ジプシータロー △-△ 原田惟紘
判定1-0 (20-19,19-19,19-19)
開始直後、原田のミドルと右フックがクリーンヒット。原田は下がるジプシーをコーナーに追い詰めるが、ここで出した後回し蹴りは空振り。ジプシーはコーナー際から脱出すると、タックルから原田をテイクダウン。だがジプシーは攻められず、原田はイノキ・アリから隙を見て立ち上がる。スタンドでの打撃戦、両者とも力の乗ったパンチを打ち合う。原田はタックルからジプシーをコーナーまで押し込むが、テイクダウンできずブレイク。スタンドでのパンチの交換から、ジプシーが組み付いて首相撲からの膝蹴りを出す。2R、原田はタックルでジプシーをコーナーまで押し込む。ジプシーは首相撲から膝を連打、原田はその体勢のままジプシーにボディーブロー連打で対抗。しばらく我慢比べが続くが、原田はタックルに切り替える。ブレイク。スタンドに戻り、ジプシーは再び首相撲に捕らえ、膝で攻める。原田はタックル、ジプシーは切ってガブり、パウンドを打ち込んで攻撃。原田は下から腕十字を仕掛けるが、ジプシーは切る。原田はスイープしてからタックル、テイクダウンに成功するが、攻め手が無く試合終了。トーナメント勝ち上がりは、優勢3-0でジプシー。
第四試合 新人王決定トーナメント準決勝 ライト級 2回戦
ジャックナイフ ツネオ ○-× 中山浩彰
判定3-0 (20-17,20-17,20-18)
中山のミドルに対し、ジャックナイフが出した返しの右フックが直撃、中山がダウン。ジャックナイフはそのままトップを取るが、中山はガードを固める。中山は下から腕を取りに行くが、ジャックナイフはリフトアップからバスターで叩き付け、これを外す。続いて中山は三角絞め。ジャックナイフは外してパスガード、サイドポジションを取るが、中山はガードに戻す。ジャックナイフのセコンドの中蔵から「嫌ならスタンドで勝負してもエエぞ」と指示が飛び、これを聞いたジャックナイフはガードの中で立ち上がる。すると即座に中蔵から「いや、そこで立つな。そういう意味じゃない」とツッコミが入り、一連のやり取りに客席から笑いが沸き起こる。2R、ジャックナイフがパンチで飛び込んで胴タックル、逆に中山がジャックナイフをコーナーへ押し込む。ジャックナイフは体を入れ替えてから膝蹴り。ブレイク。スタンドの打撃戦で距離の取り合い。ジャックナイフがタックル、テイクダウン。スイープしようとする中山をガブった状態で押さえ込み、左腕をロック、空いた頭部へパウンド攻撃。中山はスイープしスタンドへ。ジャックナイフのパンチがヒット。打ち返す中山がラッシュで前進、下がるジャックナイフをコーナーへ追い掛けるところでゴング。
第五試合 バンタム級 2回戦
井上英 ○-× 渡辺健太郎
1R 1分 KO
スタンドでの打撃戦。両選手ともステップを使って軽快に動き、やや距離を取りながらリング中央で打撃を交換する。その状態がしばらく続くが、井上の左フックがカウンターとなって渡辺の顔面を打ち抜き、渡辺がダウン。井上はそのまま一気にマウントを取り、パウンドを打ち下ろしたところでレフリーがストップ。
第六試合 ミドル級 2回戦
小西"獅子"優樹 ○-× ジ・サン・ウォン
1R 50秒 KO
開始直後に小西が突っ込み胴タックル。ジは上体を大きく振ってタックルを切りながら、その動きのまま左右のフックを乱打。一度下がった小西は追うジに再びタックルをを仕掛けるが、ジは同じ動きで切る。スタンドで積極的に攻撃を仕掛けるジに小西もパンチを打ち返し、小西の右ストレートがカウンターでクリーンヒット。ジがダウン、小西は追い討ちを掛けようとするが、ここでレフリーが試合を止める。小西は試合後のマイクで前回の佐藤戦での敗戦を振り返り、引退を考えた事を仄めかしたかと思いきや、「んな訳あるか、引退なんかするか、バーカ!!」と一転、マイクで吠えまくる。
第七試合 バンタム級 3回戦
GoZo ○-× 生駒純司
2R 3分49秒 腕ひしぎ十字固め
両者がコーナー際で組み合ってから、GoZoがテイクダウン、簡単にパスしてサイド。生駒はハーフに戻すが、GoZoはパスしてマウント。GoZoは生駒にパウンドを連打。一発は軽いものの、かなりの数がまとまって入る。生駒は下で動いて脱出しようとするが、GoZoは生駒の首を抱え、再三に渡りフロントチョークを仕掛ける。そしてその態勢のままポジションを調整してマウントを維持、GoZo得意の動き。そしてまたパウンド連打。生駒は防戦一方、耐える時間が続く。GoZoがサイドに回ったところで、生駒が隙間を作って突き放す。イノキ・アリからGoZoが中に入ろうとするが、生駒は足を利かせて防ぐ。生駒の蹴り上げが一発、GoZoの顔面にヒット。それでもGoZoは強引に割って入り、生駒にパウンドを落とす。2R、生駒の足には既に力が無く、消耗しているのが明らかに見て取れる。GoZoは前進しながらテイクダウンを狙うが、生駒は牽制のジャブを出しながら距離を取ろうとする。だがこのパンチにも力が無い。GoZoは右ストレートからタックル、テイクダウン。インサイドガードからパスしてサイド、マウントへと移行すると、パウンドを連打。そして生駒の腕を取り腕十字、生駒は即タップアウト。GoZoが生駒をグラウンドで圧倒して完勝。地元の生駒が一方的な内容で負けたためか、会場内は静まり返り、完全にお葬式状態。だがGoZoが試合後のマイクで生駒への礼と観客への挨拶を述べると、会場内からはGoZoに温かい拍手が送られた。
後藤高士 ○-× 加藤靖
1R 4分56秒 腕ひしぎ十字固め
両者とも相手の出方を伺い、見合う時間が多い静かな立ち上がり。牽制の打撃を出し合ってから、後藤がタックルを仕掛けてテイクダウン。加藤は蹴って突き放すが、後藤は直ぐに再度のテイクダウン。下で動く加藤を押さえ込み、パウンドを落としてプレッシャーを掛ける。ここで加藤がガードの中にいる後藤に対し、顔面へ蹴りをヒット。試合は一時中断、加藤にイエロー。同じポジションでの再開直後、後藤はパウンドで一気に攻め立てる。そしてパスしてサイドを取り、残り30秒で腕十字。加藤は腕をクラッチして防御、後藤は空いた加藤の顔面に鉄槌を連打。加藤は耐えられずに腕が伸ばされ、ラウンド終了直前でフィニッシュ。
第二試合 バンタム級 2回戦
渡辺明伸 ○-× 仲秀隆
判定3-0 (20-19,20-19,20-19)
1R、仲の前蹴りでファーストコンタクト。渡辺はミドルを返してからジャブの連打で前進、仲をコーナーまで追って組み付く。しばらくテイクダウンの攻防が続き、仲がテイクダウンに成功。サイドからバックマウントに付き、渡辺の足を伸ばしてチョークを狙う。渡辺は仲の腕を抱え込んでブロック。仲はマウントからバックへと有利なポジションをキープするが攻められず、バックから前に落とされて渡辺にトップを奪われる。渡辺はハーフからボディーへのパウンドや肩パンチをコツコツと落とす。そしてパスガード、サイドから肩固め。渡辺は絞るがキャッチ宣告は無し、その体勢のままゴング。2R、渡辺は打撃を出しながら距離を詰めようとするが、仲はアウトボクシングで距離を維持。仲の左ジャブが渡辺の顔面を何度も捕らえ、ラウンド序盤は仲のペース。だが渡部は右ストレートを仲の顔面に打ち込み、そのままの勢いでタックル。仲はタックルを切るが、パンチが効いたのかバランスを崩す。それを渡辺は逃さずテイクダウン。両者が上下を入れ替わりながら、ポジションを取り合うグラウンドの攻防。そのまま試合終了。
第三試合 新人王決定トーナメント準決勝 ウェルター級 2回戦
ジプシータロー △-△ 原田惟紘
判定1-0 (20-19,19-19,19-19)
開始直後、原田のミドルと右フックがクリーンヒット。原田は下がるジプシーをコーナーに追い詰めるが、ここで出した後回し蹴りは空振り。ジプシーはコーナー際から脱出すると、タックルから原田をテイクダウン。だがジプシーは攻められず、原田はイノキ・アリから隙を見て立ち上がる。スタンドでの打撃戦、両者とも力の乗ったパンチを打ち合う。原田はタックルからジプシーをコーナーまで押し込むが、テイクダウンできずブレイク。スタンドでのパンチの交換から、ジプシーが組み付いて首相撲からの膝蹴りを出す。2R、原田はタックルでジプシーをコーナーまで押し込む。ジプシーは首相撲から膝を連打、原田はその体勢のままジプシーにボディーブロー連打で対抗。しばらく我慢比べが続くが、原田はタックルに切り替える。ブレイク。スタンドに戻り、ジプシーは再び首相撲に捕らえ、膝で攻める。原田はタックル、ジプシーは切ってガブり、パウンドを打ち込んで攻撃。原田は下から腕十字を仕掛けるが、ジプシーは切る。原田はスイープしてからタックル、テイクダウンに成功するが、攻め手が無く試合終了。トーナメント勝ち上がりは、優勢3-0でジプシー。
第四試合 新人王決定トーナメント準決勝 ライト級 2回戦
ジャックナイフ ツネオ ○-× 中山浩彰
判定3-0 (20-17,20-17,20-18)
中山のミドルに対し、ジャックナイフが出した返しの右フックが直撃、中山がダウン。ジャックナイフはそのままトップを取るが、中山はガードを固める。中山は下から腕を取りに行くが、ジャックナイフはリフトアップからバスターで叩き付け、これを外す。続いて中山は三角絞め。ジャックナイフは外してパスガード、サイドポジションを取るが、中山はガードに戻す。ジャックナイフのセコンドの中蔵から「嫌ならスタンドで勝負してもエエぞ」と指示が飛び、これを聞いたジャックナイフはガードの中で立ち上がる。すると即座に中蔵から「いや、そこで立つな。そういう意味じゃない」とツッコミが入り、一連のやり取りに客席から笑いが沸き起こる。2R、ジャックナイフがパンチで飛び込んで胴タックル、逆に中山がジャックナイフをコーナーへ押し込む。ジャックナイフは体を入れ替えてから膝蹴り。ブレイク。スタンドの打撃戦で距離の取り合い。ジャックナイフがタックル、テイクダウン。スイープしようとする中山をガブった状態で押さえ込み、左腕をロック、空いた頭部へパウンド攻撃。中山はスイープしスタンドへ。ジャックナイフのパンチがヒット。打ち返す中山がラッシュで前進、下がるジャックナイフをコーナーへ追い掛けるところでゴング。
第五試合 バンタム級 2回戦
井上英 ○-× 渡辺健太郎
1R 1分 KO
スタンドでの打撃戦。両選手ともステップを使って軽快に動き、やや距離を取りながらリング中央で打撃を交換する。その状態がしばらく続くが、井上の左フックがカウンターとなって渡辺の顔面を打ち抜き、渡辺がダウン。井上はそのまま一気にマウントを取り、パウンドを打ち下ろしたところでレフリーがストップ。
第六試合 ミドル級 2回戦
小西"獅子"優樹 ○-× ジ・サン・ウォン
1R 50秒 KO
開始直後に小西が突っ込み胴タックル。ジは上体を大きく振ってタックルを切りながら、その動きのまま左右のフックを乱打。一度下がった小西は追うジに再びタックルをを仕掛けるが、ジは同じ動きで切る。スタンドで積極的に攻撃を仕掛けるジに小西もパンチを打ち返し、小西の右ストレートがカウンターでクリーンヒット。ジがダウン、小西は追い討ちを掛けようとするが、ここでレフリーが試合を止める。小西は試合後のマイクで前回の佐藤戦での敗戦を振り返り、引退を考えた事を仄めかしたかと思いきや、「んな訳あるか、引退なんかするか、バーカ!!」と一転、マイクで吠えまくる。
第七試合 バンタム級 3回戦
GoZo ○-× 生駒純司
2R 3分49秒 腕ひしぎ十字固め
両者がコーナー際で組み合ってから、GoZoがテイクダウン、簡単にパスしてサイド。生駒はハーフに戻すが、GoZoはパスしてマウント。GoZoは生駒にパウンドを連打。一発は軽いものの、かなりの数がまとまって入る。生駒は下で動いて脱出しようとするが、GoZoは生駒の首を抱え、再三に渡りフロントチョークを仕掛ける。そしてその態勢のままポジションを調整してマウントを維持、GoZo得意の動き。そしてまたパウンド連打。生駒は防戦一方、耐える時間が続く。GoZoがサイドに回ったところで、生駒が隙間を作って突き放す。イノキ・アリからGoZoが中に入ろうとするが、生駒は足を利かせて防ぐ。生駒の蹴り上げが一発、GoZoの顔面にヒット。それでもGoZoは強引に割って入り、生駒にパウンドを落とす。2R、生駒の足には既に力が無く、消耗しているのが明らかに見て取れる。GoZoは前進しながらテイクダウンを狙うが、生駒は牽制のジャブを出しながら距離を取ろうとする。だがこのパンチにも力が無い。GoZoは右ストレートからタックル、テイクダウン。インサイドガードからパスしてサイド、マウントへと移行すると、パウンドを連打。そして生駒の腕を取り腕十字、生駒は即タップアウト。GoZoが生駒をグラウンドで圧倒して完勝。地元の生駒が一方的な内容で負けたためか、会場内は静まり返り、完全にお葬式状態。だがGoZoが試合後のマイクで生駒への礼と観客への挨拶を述べると、会場内からはGoZoに温かい拍手が送られた。
by moonemblem
| 2009-10-05 03:31
| 格闘技