2006年 03月 17日
HERO'S 3/15 感想
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テレビ放送を視聴した感想。個人的には初めて見るメルヴィン・マヌーフが楽しみだったのだが、放送でカットされないかと心配しながら観戦。
宮田和幸 ○-× エリカス・ペトライティス
1R 3分59秒 腕ひしぎ十字固め
グラウンドでトップを取った宮田が、パウンドを落としながらそのままの展開で試合を終えるのかと思いきや、何と腕十字へ。パウンドは前回の試合から比べて的確で力も乗っていたし、更にはレスリング出身の人間にはグラウンドでの決め手の無さがよく見られるが、それを補った形でのフィニッシュと、今回の大会で一番評価の上がった選手。これで後は様々な状況への対応力が身に付いていれば良いのだが。総合格闘技の選手として、より一層の成長を期待させられる。
ジェロム・レ・バンナ ○-× ジミー・アンブリッツ
1R 2分4秒 KO
アンブリッツはパンクラスでロン・ウォーターマンと引き分けたことがあると聞いていたので少しは期待したのだが、試合をみてがっかり。体がでかくてパワーがあるだけの選手は、もう沢山なのだが。KOTCのチャンピオンと言う触れ込みだったが、肩書きだけの金魚か。アンブリッツの出したパンチ、というか適当に振り回す腕を見た瞬間、バンナに「さっさと殴り倒せ」と思ったのだが、期待通りにKO勝ち。バンナは総合を本格的にするのならば、もっとまともな選手との試合が見たい。
秋山成勲 ○-× 石澤常光
2R 1分41秒 袖車絞め
石澤は打撃のガードが全く出来ずに、秋山が一方的だった。石澤には急なオファーだっただろうし総合の試合から遠ざかっていたため、厳しい試合になるのも無理は無いところか。練習の時間もほとんど取れなっかたのではないだろうか。秋山は足を取られてもテイクダウンされず、石澤相手に展開を作らせなかった。秋山も実力のある総合の選手とはやっていないので、次は対戦相手を厳選して貰いたい。
須藤元気 ○-× オーレ・ローセン
延長 判定 3-0
須藤が綺麗に一本勝ちを極めるために組まれた試合かと思いきや、ローセンがグラウンドでも意外に粘り強い。須藤らしいトリッキーな動きも見せながらグラウンドで主導権を握るが、ローセンは1Rを凌ぐと、2Rは完全にローセンのラウンドに。ローブローで流れが変わったか。延長は須藤がトップをキープして手堅く進める。最後の横三角も極まらずに判定となったが、須藤らしくないすっきりとしない試合。
宇野薫 ○-× リッチ・クレメンテ
判定 3-0
試合の大部分の時間を、宇野がグラウンドでトップを取って試合を支配。クレメンテにパウンドを浴びせて確実にダメージを与える。宇野が安定した試合運びで貫録勝ち。格の違いか。欲を言えばサブミッションなどを積極的に狙って一本勝ちして欲しかったが。
メルヴィン・マヌーフ ○-× 大山峻護
1R 2分51秒 TKO
残念ながらダイジェスト。大山が一方的に打撃を受けるシーンしか流れていなかった。出血でドクターストップとなり試合は止められたが、あのまま試合を続けていても、大山にはあそこから何か出来たかどうか。評判どおりマヌーフはかなり強そうな選手。力の乗った打撃のラッシュが印象に残ったが、今後もまた試合を見たい。この試合もゆっくり見たかったが、カットされなかっただけマシだと思わねばならないか。それと言いたいことが一つあるのだが、大山の煽り映像の中でヘンゾ戦に言及し、ナレーションがこう流れる。「世界最強と謳われるグレイシー一族からも完全勝利をもぎ取った」……完全勝利?!あの試合のどこをどう見ればそうなるのか。格闘技ファン以外には分からないと思っていい加減な事を言うのはやめろ。その上、事実を歪曲してまで売り出す価値が大山に有るとも思えない。
所英男 ○-× 池田祥規
1R 49秒 三角絞め
あっという間に終わった。これも「主催者側がプッシュしたい選手に勝ち星を上げてもらうために組まれた試合」と理解して良いのか。極真の選手を総合で見るのは初めてだったが、役者が違った。せっかくの所の試合なので、短時間で終わってしまい残念な気もするが、所の持ち味は積極的に一本を狙うところなので、これも然るべき結果。だから、これで良しとする。
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宮田和幸 ○-× エリカス・ペトライティス
1R 3分59秒 腕ひしぎ十字固め
グラウンドでトップを取った宮田が、パウンドを落としながらそのままの展開で試合を終えるのかと思いきや、何と腕十字へ。パウンドは前回の試合から比べて的確で力も乗っていたし、更にはレスリング出身の人間にはグラウンドでの決め手の無さがよく見られるが、それを補った形でのフィニッシュと、今回の大会で一番評価の上がった選手。これで後は様々な状況への対応力が身に付いていれば良いのだが。総合格闘技の選手として、より一層の成長を期待させられる。
ジェロム・レ・バンナ ○-× ジミー・アンブリッツ
1R 2分4秒 KO
アンブリッツはパンクラスでロン・ウォーターマンと引き分けたことがあると聞いていたので少しは期待したのだが、試合をみてがっかり。体がでかくてパワーがあるだけの選手は、もう沢山なのだが。KOTCのチャンピオンと言う触れ込みだったが、肩書きだけの金魚か。アンブリッツの出したパンチ、というか適当に振り回す腕を見た瞬間、バンナに「さっさと殴り倒せ」と思ったのだが、期待通りにKO勝ち。バンナは総合を本格的にするのならば、もっとまともな選手との試合が見たい。
秋山成勲 ○-× 石澤常光
2R 1分41秒 袖車絞め
石澤は打撃のガードが全く出来ずに、秋山が一方的だった。石澤には急なオファーだっただろうし総合の試合から遠ざかっていたため、厳しい試合になるのも無理は無いところか。練習の時間もほとんど取れなっかたのではないだろうか。秋山は足を取られてもテイクダウンされず、石澤相手に展開を作らせなかった。秋山も実力のある総合の選手とはやっていないので、次は対戦相手を厳選して貰いたい。
須藤元気 ○-× オーレ・ローセン
延長 判定 3-0
須藤が綺麗に一本勝ちを極めるために組まれた試合かと思いきや、ローセンがグラウンドでも意外に粘り強い。須藤らしいトリッキーな動きも見せながらグラウンドで主導権を握るが、ローセンは1Rを凌ぐと、2Rは完全にローセンのラウンドに。ローブローで流れが変わったか。延長は須藤がトップをキープして手堅く進める。最後の横三角も極まらずに判定となったが、須藤らしくないすっきりとしない試合。
宇野薫 ○-× リッチ・クレメンテ
判定 3-0
試合の大部分の時間を、宇野がグラウンドでトップを取って試合を支配。クレメンテにパウンドを浴びせて確実にダメージを与える。宇野が安定した試合運びで貫録勝ち。格の違いか。欲を言えばサブミッションなどを積極的に狙って一本勝ちして欲しかったが。
メルヴィン・マヌーフ ○-× 大山峻護
1R 2分51秒 TKO
残念ながらダイジェスト。大山が一方的に打撃を受けるシーンしか流れていなかった。出血でドクターストップとなり試合は止められたが、あのまま試合を続けていても、大山にはあそこから何か出来たかどうか。評判どおりマヌーフはかなり強そうな選手。力の乗った打撃のラッシュが印象に残ったが、今後もまた試合を見たい。この試合もゆっくり見たかったが、カットされなかっただけマシだと思わねばならないか。それと言いたいことが一つあるのだが、大山の煽り映像の中でヘンゾ戦に言及し、ナレーションがこう流れる。「世界最強と謳われるグレイシー一族からも完全勝利をもぎ取った」……完全勝利?!あの試合のどこをどう見ればそうなるのか。格闘技ファン以外には分からないと思っていい加減な事を言うのはやめろ。その上、事実を歪曲してまで売り出す価値が大山に有るとも思えない。
所英男 ○-× 池田祥規
1R 49秒 三角絞め
あっという間に終わった。これも「主催者側がプッシュしたい選手に勝ち星を上げてもらうために組まれた試合」と理解して良いのか。極真の選手を総合で見るのは初めてだったが、役者が違った。せっかくの所の試合なので、短時間で終わってしまい残念な気もするが、所の持ち味は積極的に一本を狙うところなので、これも然るべき結果。だから、これで良しとする。
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by moonemblem
| 2006-03-17 00:00
| 格闘技