2006年 11月 22日
ヘビー級タイトルマッチ/PRIDE男祭り2006 カード発表
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▼PRIDEヘビー級タイトルマッチ
エメリヤーエンコ・ヒョードル(王者/レッドデビル)
VS
マーク・ハント(挑戦者/オシアナスーパーファイタージム)
最初の男祭りの対戦カードが発表された。チケットの一斉発売の開始時には、まだカードが全く発表されていないという状態だったため、一部のファンからは不満の声が上がっていた。実際にどのような試合が行われるか分からない様では、チケット購入に二の足を踏むのは当然であるので、このタイトルマッチの発表は購入を考えている人には待ち望んでいたニュースだろう。だがカードは出揃っておらず、現時点ではまだまだ不十分。一応、出場予定選手の名前はPRIDEのホームページに載ってはいるが、その選手が全て男祭りに出場する訳ではない。高田統括本部長の発表によれば予定されている試合数は10試合であるらしい。これは予定であるため試合数は変更される可能性はあるが、もし予定通り10試合だとすると、発表されている出場予定選手22名中の4名は試合が組まれない事になる。更に言うと、現時点では出場が予定されていない選手が入ってくる可能性もあり、そうなれば締め出される選手の数は増加する。従って出場予定選手の面子のみを見て、チケット購入の判断基準とすることは出来ない。勿論、大晦日に行われるお祭りに相応しい豪華なカードが期待できる訳だが、DSEには会場での観戦を考えているファンのためにも、早く残りのカードの発表を行って貰いたい。
さて今回発表されたカードに目を向けてみると、ヘビー級のタイトルマッチとなっている。本来ならば、今年のGPの覇者であるミルコに優先的に挑戦権があるのだが、ミルコは足の手術を終えたばかりであり、万全の状態でヒョードルとの試合に臨む事を明言している。次の候補者であるバーネットは、連戦による疲労・ダメージが蓄積しており、先のPRIDE.32でのナツラ戦を見ても休養が必要な状態である事は明白だ。そのため消去法によって、ハントに挑戦者の役割が回ってきた事になる。一時期のハントには打倒ヒョードルに向け、ファンの間で待望論があった。去年の男祭りにおいてミルコにK-1時代のリベンジを達成したが、その直後が最も待望論が高まっていた時期であったと思う。だが今年のGPで敗北し、そのポジションは勝者であるバーネットに取って代わられた。すなわち、ハントの商品価値が最も上がっている時期は過ぎてしまっており、そうした意味ではもっと早い時期に組むべきカードであったと言える。とは言え、両選手ともPRIDEを代表する実力者同士であり、純粋にファンが期待するカードであることには変わり無い。頂点を決する試合に相応しい、素晴らしい戦いを期待する。
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エメリヤーエンコ・ヒョードル(王者/レッドデビル)
VS
マーク・ハント(挑戦者/オシアナスーパーファイタージム)
最初の男祭りの対戦カードが発表された。チケットの一斉発売の開始時には、まだカードが全く発表されていないという状態だったため、一部のファンからは不満の声が上がっていた。実際にどのような試合が行われるか分からない様では、チケット購入に二の足を踏むのは当然であるので、このタイトルマッチの発表は購入を考えている人には待ち望んでいたニュースだろう。だがカードは出揃っておらず、現時点ではまだまだ不十分。一応、出場予定選手の名前はPRIDEのホームページに載ってはいるが、その選手が全て男祭りに出場する訳ではない。高田統括本部長の発表によれば予定されている試合数は10試合であるらしい。これは予定であるため試合数は変更される可能性はあるが、もし予定通り10試合だとすると、発表されている出場予定選手22名中の4名は試合が組まれない事になる。更に言うと、現時点では出場が予定されていない選手が入ってくる可能性もあり、そうなれば締め出される選手の数は増加する。従って出場予定選手の面子のみを見て、チケット購入の判断基準とすることは出来ない。勿論、大晦日に行われるお祭りに相応しい豪華なカードが期待できる訳だが、DSEには会場での観戦を考えているファンのためにも、早く残りのカードの発表を行って貰いたい。
さて今回発表されたカードに目を向けてみると、ヘビー級のタイトルマッチとなっている。本来ならば、今年のGPの覇者であるミルコに優先的に挑戦権があるのだが、ミルコは足の手術を終えたばかりであり、万全の状態でヒョードルとの試合に臨む事を明言している。次の候補者であるバーネットは、連戦による疲労・ダメージが蓄積しており、先のPRIDE.32でのナツラ戦を見ても休養が必要な状態である事は明白だ。そのため消去法によって、ハントに挑戦者の役割が回ってきた事になる。一時期のハントには打倒ヒョードルに向け、ファンの間で待望論があった。去年の男祭りにおいてミルコにK-1時代のリベンジを達成したが、その直後が最も待望論が高まっていた時期であったと思う。だが今年のGPで敗北し、そのポジションは勝者であるバーネットに取って代わられた。すなわち、ハントの商品価値が最も上がっている時期は過ぎてしまっており、そうした意味ではもっと早い時期に組むべきカードであったと言える。とは言え、両選手ともPRIDEを代表する実力者同士であり、純粋にファンが期待するカードであることには変わり無い。頂点を決する試合に相応しい、素晴らしい戦いを期待する。
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by moonemblem
| 2006-11-22 03:48
| PRIDE