2006年 12月 23日
藤田対レスリングメダリスト/PRIDE男祭り2006 追加カード発表
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藤田和之(日本/「Team Japan」藤田事務所)
VS
エルダリ・クルタニーゼ(グルジア)
藤田の試合が発表されたが、対戦相手は総合格闘技のファンには全く馴染みの無い選手、クルタニーゼ。オリンピックに3度出場し銅メダルを2度獲得、世界選手権で2度優勝したトップクラスのレスリングの選手である。その実績を見る限り高いポテンシャルを持っていると期待できるが、総合格闘技の経験は無く実力的には完全に未知数。これまでも多くのオリンピックメダリストが、PRIDEをはじめ総合の舞台に参戦して来た。中には適応に成功して高い能力を発揮する選手もいるが、前例を見るとどの選手も例外無く、総合に適応するまでにはある程度の時間と経験を必要としている。そのためクルタニーゼがいかに高い能力を持っていようと、初参戦となる今回の試合で目の肥えたPRIDEファンを満足させられるファイトを見せられるかどうかは疑問だ。
今年の男祭りは地上波放送が無い関係上、格闘技に高い興味を示さない一般視聴者層にアピールするような、選手の知名度を優先したマッチメイクをする必要が無い。そのため組まれた試合はコアなファン層にアピールするべく、勝負論の強いカード編成となっている。だがここに来て、これまでの勝負論を重視したカードとは色合いの異なる試合が発表された形となった。だがクルタニーゼは特に知名度が高いではない為、大きく話題になる訳でもなく、かといって勝負論も見られない。そのため中途半端な印象を与えるカードとなっているのが実情ではないだろうか。勿論、クルタニーゼが将来的に総合に適応して結果を出す事も十分に有り得るが、何も初参戦を一年の総決算である男祭りの舞台に設定する必要は無かったはずだ。今回組まれたカードには、藤田の顔見せとして以上の意味が見出せない、と言うのが正直なところだ。
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VS
エルダリ・クルタニーゼ(グルジア)
藤田の試合が発表されたが、対戦相手は総合格闘技のファンには全く馴染みの無い選手、クルタニーゼ。オリンピックに3度出場し銅メダルを2度獲得、世界選手権で2度優勝したトップクラスのレスリングの選手である。その実績を見る限り高いポテンシャルを持っていると期待できるが、総合格闘技の経験は無く実力的には完全に未知数。これまでも多くのオリンピックメダリストが、PRIDEをはじめ総合の舞台に参戦して来た。中には適応に成功して高い能力を発揮する選手もいるが、前例を見るとどの選手も例外無く、総合に適応するまでにはある程度の時間と経験を必要としている。そのためクルタニーゼがいかに高い能力を持っていようと、初参戦となる今回の試合で目の肥えたPRIDEファンを満足させられるファイトを見せられるかどうかは疑問だ。
今年の男祭りは地上波放送が無い関係上、格闘技に高い興味を示さない一般視聴者層にアピールするような、選手の知名度を優先したマッチメイクをする必要が無い。そのため組まれた試合はコアなファン層にアピールするべく、勝負論の強いカード編成となっている。だがここに来て、これまでの勝負論を重視したカードとは色合いの異なる試合が発表された形となった。だがクルタニーゼは特に知名度が高いではない為、大きく話題になる訳でもなく、かといって勝負論も見られない。そのため中途半端な印象を与えるカードとなっているのが実情ではないだろうか。勿論、クルタニーゼが将来的に総合に適応して結果を出す事も十分に有り得るが、何も初参戦を一年の総決算である男祭りの舞台に設定する必要は無かったはずだ。今回組まれたカードには、藤田の顔見せとして以上の意味が見出せない、と言うのが正直なところだ。
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by moonemblem
| 2006-12-23 21:43
| PRIDE