2006年 02月 05日
昨日は仕事が入り、その所為でMAXを見逃してしまった。先日佐藤が、ライブドア騒動で株取引の損失を出した話を書いたが、その佐藤が下馬評どおり優勝したということで、実にめでたい。その同日に行われたMARSの試合結果を調べようとしたのだが、どこのBLOGもMAXの話題ばかりで、ちっともMARSの話に触れていない。何だか余りの扱いの悪さに不憫になったので、それならば自分が書く。
第1試合
○碓氷 早矢手 判定 3-0 ×浅野 倫久
碓氷がグラウンドでバックやマウントなど有利なポジションを奪取。グラウンドでの主導権を握り、浅野に判定勝ち。
第2試合
○遠藤 雄介 判定 3-0 ×ファン・ジュウドン
両選手とも黒髪に黒のトランクスと、遠目に全く同じ外見をしているので、どちらがどちらか全く区別できない。遠藤が勝ったという事は、攻めていたのが遠藤という事でいいのか?
第3試合
○田村 彰敏 1R 三角締め ×イアン・ラブランド
ラブランドは負けはしたが、細い体の割にはパワーも有り力の乗った思い切りの良いパウンドを打つので、今後に期待させられる内容。田村も追い詰められながらも粘り強くグラウンドテクニックを発揮。
第4試合
星野 勇二 判定 1-0(ドロー) 金原 泰義
両選手とも髪を短く刈り込んでいる上、コスチュームも黒。またもや見分け辛い。もう少し観客の事を考えた方が良いのでは。
第5試合
○竹内 出 1R TKO ×ベ・ミョンホ
竹内が得意のグラウンドに引きずり込み、マウントからパウンド連打で余裕の勝利。テイクダウンしてからは一方的な試合。
第6試合
○アライケンジ 2R KO ×タクミ
アライが2R開始早々にアッパーでKO。それにしても最近のタクミはどうしたのか。KOTCでベルトを巻いて以降、パッとしない。この試合も1Rはバックを取るなど、試合を支配していたようなのだが。個人的に応援しているので、まだまだ頑張ってもらいたい。
第7試合
○アラン・カラエフ 1R アームロック ×金親 幸嗣
こんなところでカラエフが出てくるとは思わなかった…今まで見落としていた。去年D.O.Gに出ていたらしいので、意外では無いか。フィニッシュのアームロックは力ずくで極めた感じ。以前にサップ戦を見たときは、技術のギの字も無かったが、今回も序盤は金親に技術で押された。途中で体を返してマウントを取ったが、あんな巨体に上に乗られれば、返せる訳が無い。体格で勝ったようなものだが、まあ体重を掛けるしか出来ない某元横綱よりは遥かに上には違いない。
スペシャルマッチ スマックガール公式戦
○辻 結花 2R ヒールホールド ×有賀 美由紀
顔面へのパウンド無し、グラウンド30秒制限ルール。辻が一方的にグラウンドで攻勢を掛け、再三に渡りマウントから腕十字を狙うが、すぐにブレイクがかかるので非常にもどかしい。この30秒制限、本当に必要なのか?
第8試合
○ターレス・レイチ 判定 3-0 ×渋谷 修身
ノヴァ・ウニオンの選手らしく、肩固めであわや一本勝ちのシーンがあったが、渋谷が耐えて極め切れず。レイチは総合で全勝らしいが、「未知の強豪」として売り出すためにも、この試合はきれいに一本勝ちが欲しかったところ。まだ若い選手だし、今後に期待。
第9試合
○ハニ・ヤヒーラ 3R 三角絞め ×矢野 卓見
ヤヒーラが矢野とのグラウンド戦を制し、ADCC準優勝の実力を見せた。矢野は上四方を取られた状態からいきなりバックを取るなど面白い動きを見せるが、相変わらずスタミナ不足で後半戦に入り失速。2R終了時、セコンドに引きずられてコーナーまで戻る矢野。ヤヒーラは減量に失敗し、直前で契約体重が変更されたと聞いたが、プロならそういった試合以外の所もしっかりとする必要がある。
第10試合
○弘中 邦佳 2R 腕ひしぎ十字固め ライアン・シュルツ
弘中がライアンの打撃を凌ぎ、グラウンドで圧倒して勝利。これでHERO'Sへの道が開けるか。良い選手だと思うので、もっと色々なリングに上がって活躍して貰いたい。
第11試合
○ヴィトー・”シャオリン”・ヒベイロ 判定 3-0 ×光岡 映二
シャオリンがグラウンドコントロールで支配し、光岡に何もさせなかった。やはりシャオリンは強い。が、試合は予想通り塩漬けだった。グラウンドで極める引き出しは少ないし、パウンドも強くない以上、こうなることは読めていたか。ポジショニングは素晴らしいが、リスクを冒してでも一本を取りに行かないと、ビッグプロモーションから声は掛からないだろう。シャオリンはメディアでPRIDEに出たいとアピールしているが、本人はその事をよく理解するべき。それと川尻達也のブログで、この試合の事がたった一言だけ書いてあったので引用する。
「シャオリンも相変わらずだったなぁ。」
第12試合
ホドリゴ・グレイシー 判定 1-0(ドロー) 門馬 秀貴
事前の心配どおり、ホドリゴが上から押さえ込み、あるいはコーナーに押し込み、膠着した時間帯の多い展開でドロー。はっきり言って理解に苦しむのだが、なぜこうも塩漬け確定の試合をメインに持ってくるのか。門馬は格上相手によく頑張ったと思う。
何だか聞くところによると、当日の会場は相当寒かったらしい。色々な意味で。有明コロシアムは開閉式の屋根を後付しただけの、本来なら屋根の無かった会場なので、冬季の観戦には向かないと聞いてはいる。加えて暖房も無いらしいので。案の定、無茶苦茶冷え込んだようだ。もちろん寒かったのはそれだけではなく、セミとメインの2試合。日本であまり露出の無い強豪を連れてくる、と言うのは分かるが、それにしてもマッチメークの時点で、盛り上がりに欠けるという懸念は無かったのだろうか。それから当日の会場は空席が目立ったとも聞いているが、その会場の写真を見ると、確かに空席が嫌でも目に付く。明らかにハコの選定を間違えたか。今後も継続して開催するのならば、GCMには大会の運営に関して、様々な点を再検討する必要があるのではないか。
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第1試合
○碓氷 早矢手 判定 3-0 ×浅野 倫久
碓氷がグラウンドでバックやマウントなど有利なポジションを奪取。グラウンドでの主導権を握り、浅野に判定勝ち。
第2試合
○遠藤 雄介 判定 3-0 ×ファン・ジュウドン
両選手とも黒髪に黒のトランクスと、遠目に全く同じ外見をしているので、どちらがどちらか全く区別できない。遠藤が勝ったという事は、攻めていたのが遠藤という事でいいのか?
第3試合
○田村 彰敏 1R 三角締め ×イアン・ラブランド
ラブランドは負けはしたが、細い体の割にはパワーも有り力の乗った思い切りの良いパウンドを打つので、今後に期待させられる内容。田村も追い詰められながらも粘り強くグラウンドテクニックを発揮。
第4試合
星野 勇二 判定 1-0(ドロー) 金原 泰義
両選手とも髪を短く刈り込んでいる上、コスチュームも黒。またもや見分け辛い。もう少し観客の事を考えた方が良いのでは。
第5試合
○竹内 出 1R TKO ×ベ・ミョンホ
竹内が得意のグラウンドに引きずり込み、マウントからパウンド連打で余裕の勝利。テイクダウンしてからは一方的な試合。
第6試合
○アライケンジ 2R KO ×タクミ
アライが2R開始早々にアッパーでKO。それにしても最近のタクミはどうしたのか。KOTCでベルトを巻いて以降、パッとしない。この試合も1Rはバックを取るなど、試合を支配していたようなのだが。個人的に応援しているので、まだまだ頑張ってもらいたい。
第7試合
○アラン・カラエフ 1R アームロック ×金親 幸嗣
こんなところでカラエフが出てくるとは思わなかった…今まで見落としていた。去年D.O.Gに出ていたらしいので、意外では無いか。フィニッシュのアームロックは力ずくで極めた感じ。以前にサップ戦を見たときは、技術のギの字も無かったが、今回も序盤は金親に技術で押された。途中で体を返してマウントを取ったが、あんな巨体に上に乗られれば、返せる訳が無い。体格で勝ったようなものだが、まあ体重を掛けるしか出来ない某元横綱よりは遥かに上には違いない。
スペシャルマッチ スマックガール公式戦
○辻 結花 2R ヒールホールド ×有賀 美由紀
顔面へのパウンド無し、グラウンド30秒制限ルール。辻が一方的にグラウンドで攻勢を掛け、再三に渡りマウントから腕十字を狙うが、すぐにブレイクがかかるので非常にもどかしい。この30秒制限、本当に必要なのか?
第8試合
○ターレス・レイチ 判定 3-0 ×渋谷 修身
ノヴァ・ウニオンの選手らしく、肩固めであわや一本勝ちのシーンがあったが、渋谷が耐えて極め切れず。レイチは総合で全勝らしいが、「未知の強豪」として売り出すためにも、この試合はきれいに一本勝ちが欲しかったところ。まだ若い選手だし、今後に期待。
第9試合
○ハニ・ヤヒーラ 3R 三角絞め ×矢野 卓見
ヤヒーラが矢野とのグラウンド戦を制し、ADCC準優勝の実力を見せた。矢野は上四方を取られた状態からいきなりバックを取るなど面白い動きを見せるが、相変わらずスタミナ不足で後半戦に入り失速。2R終了時、セコンドに引きずられてコーナーまで戻る矢野。ヤヒーラは減量に失敗し、直前で契約体重が変更されたと聞いたが、プロならそういった試合以外の所もしっかりとする必要がある。
第10試合
○弘中 邦佳 2R 腕ひしぎ十字固め ライアン・シュルツ
弘中がライアンの打撃を凌ぎ、グラウンドで圧倒して勝利。これでHERO'Sへの道が開けるか。良い選手だと思うので、もっと色々なリングに上がって活躍して貰いたい。
第11試合
○ヴィトー・”シャオリン”・ヒベイロ 判定 3-0 ×光岡 映二
シャオリンがグラウンドコントロールで支配し、光岡に何もさせなかった。やはりシャオリンは強い。が、試合は予想通り塩漬けだった。グラウンドで極める引き出しは少ないし、パウンドも強くない以上、こうなることは読めていたか。ポジショニングは素晴らしいが、リスクを冒してでも一本を取りに行かないと、ビッグプロモーションから声は掛からないだろう。シャオリンはメディアでPRIDEに出たいとアピールしているが、本人はその事をよく理解するべき。それと川尻達也のブログで、この試合の事がたった一言だけ書いてあったので引用する。
「シャオリンも相変わらずだったなぁ。」
第12試合
ホドリゴ・グレイシー 判定 1-0(ドロー) 門馬 秀貴
事前の心配どおり、ホドリゴが上から押さえ込み、あるいはコーナーに押し込み、膠着した時間帯の多い展開でドロー。はっきり言って理解に苦しむのだが、なぜこうも塩漬け確定の試合をメインに持ってくるのか。門馬は格上相手によく頑張ったと思う。
何だか聞くところによると、当日の会場は相当寒かったらしい。色々な意味で。有明コロシアムは開閉式の屋根を後付しただけの、本来なら屋根の無かった会場なので、冬季の観戦には向かないと聞いてはいる。加えて暖房も無いらしいので。案の定、無茶苦茶冷え込んだようだ。もちろん寒かったのはそれだけではなく、セミとメインの2試合。日本であまり露出の無い強豪を連れてくる、と言うのは分かるが、それにしてもマッチメークの時点で、盛り上がりに欠けるという懸念は無かったのだろうか。それから当日の会場は空席が目立ったとも聞いているが、その会場の写真を見ると、確かに空席が嫌でも目に付く。明らかにハコの選定を間違えたか。今後も継続して開催するのならば、GCMには大会の運営に関して、様々な点を再検討する必要があるのではないか。
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by moonemblem
| 2006-02-05 19:02
| 格闘技